井野歯科クリニックの予防メインテナンス
予防メインテナンス
虫歯や歯周病予防で最も重要なのはブラッシング（プラークコントロール）です。毎食後にきちんとブラッシングを行い、歯の病気を予防しましょう。
予防メインテナンスは虫歯治療などの歯科治療とは違い、「予防を目的とした歯科治療」です。虫歯や歯周病などが発生してから治療するのではなく、それら「お口の病気」を予防するために治療を行います。
口臭気になりませんか？
その原因もしかしたら、歯周病かもしれません!
患者様の声
半年前から口臭が気になりだし、歯間ブラシを使って丁寧に磨いてみたり、舌磨きを取り入れてみたりしたのですがあまり改善されませんでした。ただある時、横に潜っていた親知らずの辺りから匂っていることに気づき先生に相談したところ、潜っていた親知らずと前の歯の間に歯周ポケットが出来ていたことが原因と言われました。
歯を抜いてからは口臭がまったく気にならなくなり、快適に過ごせるようになりました。まさか口臭の原因が親知らずが原因の歯周病だったなんて思いもしませんでした。私の場合は抜いた当日からご飯を食べることができ、通院も２回で済みましたし、施術して本当に良かったと心から思います。
院長コメント
上記の患者様は横に埋伏していた親知らずと前の歯の隙間に歯周ポケットが出来ていたことが口臭の原因でした。口臭の原因となるのは、嫌気性菌が代謝の過程で産生する硫化水素やメチルメルカプタン。歯周ポケットが細菌の格好の住みかとなっていたのです。
他にも口臭の原因はあり、個人では解決できない問題もありますので、もしお悩みがある際は相談してください。歯周病を引き起こさないためにも、日頃のブラッシング、定期的な歯医者でのクリーニングをお勧めします。
医院で行う予防メインテナンス（PMTC）
PMTCとは「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の頭文字を取ったもので、「専用機材を使ったプロによる歯のクリーニング」のことです。歯科医・歯科衛生士が様々な機材とフッ素入りペーストを使用し、虫歯や歯周病の最大の原因である「バイオフィルム（細菌のかたまり）」を除去していきます。PMTCは歯のクリーニングなので、ドリルなどは使いません。施術中に痛みを感じることはありませんので、リラックスして治療を受けていただけます。
PMTCの効果
- 歯の汚れをキレイに取り除くことができる
- 虫歯や歯周病の予防効果がある
- 歯や歯ぐきの健康維持が期待できる
歯周病
歯周病とは、歯の表面につく歯垢（プラーク）によって起こる歯茎や歯槽骨の病気のことです。現在日本では30歳以上の80%の方が歯周病にかかっているといわれています。歯周病は大変進行が遅く、初期症状がありません。症状は歯茎の炎症による腫れや出血などが特徴で、治療せずにそのまま放置しておくと歯を支える歯槽骨が溶けてしまい、最終的には歯が抜けてしまいます。
もっとも重要な治療法とは？
歯周病において、効果的な対策は予防です。特にご自身で行うことのできる、毎日のブラッシングが一番重要です。歯周病の治療を行うことで症状が改善しても、ブラッシングを怠ると、再度歯周病になってしまうこともあります。
正しいブラッシング方法を身につけて、ご家庭でもきちんとブラッシングすることが歯周病の治療・予防ではもっとも大切なのです。
医院で行う予防メインテナンス（リコール）
虫歯や歯周病治療が終わって一定期間（例：3ヶ月・半年）が経ってからの再診察のことを「リコール」と呼びます。虫歯や歯周病があれば治療を行い、プラークや歯石などが溜まっていれば除去していきます。このように定期的な診察を受けることで、大きな虫歯や歯周病が発生することはないでしょう。リコールを受けている人と受けていない人では、歯の損失率に大きな差が見られます。
このようなハガキが届きますので、その際には再度ご予約下さいませ。
